市販の「オリーブオイル」の99%は毒です。

エキストラバージンオリーブオイルに含まれる「オレオカンタール」という成分が、ガン細胞を死滅させる働きをもっていることがわかり、再びオリーブオイルに注目が集まっています。

で す が、

ほとんどの人は、市販で売られているオリーブオイルの正体に全く気づいていません。是非これを知ったなら、自分の大切な人にも教えてあげてください。

オリーブオイルとは?

オリーブオイルがほかの多くの油と違うのは、実から絞っただけの「生ジュース」であることです。

主な生産国は、スペイン、イタリア、ギリシャなどで、食用の他に、化粧品、薬品、石けんなどの原料としても用いられています。

 

健康効果・メリット

オリーブオイルが体に良いとされている理由はザっとこんな感じです。

・ガンや老化を防ぐ
・心臓病を予防できる
・認知症の発症を防ぐ
・腸を刺激して排便を促す
・便の滑りが良くなり便秘解消につながる
・野菜(栄養成分)を効率よく吸収することを助ける

これらの効果は実際に期待できますが、市販で売られているオリーブオイルの正体に気がつけない人は残念ながら、とればとるほど真逆の効果が表れるでしょう。

 

品質について

世界基準では、品質の良い順に、

 

「エクストラバージンオリーブオイル」

「バージンオリーブオイル」

「オリーブオイルランパンテ」

 

と、いうふうに分けられていて、実は「エクストラバージンオリーブオイル」がオリーブオイル界では最高品質に位置しているのです。

エクストラバージンは、オリーブ果実を搾った後に、ろ過しただけの油であるため、化学的な処理を行っていない自然そのままの生ジュースです。

 

「ピュア」とは?

一方で「ピュア」と呼ばれるものがありますが、しぼっただけのオイルを精製し、香りや味のない「油」の状態にしたもの。あるいは、それと「エクストラバージンオリーブオイル」や「バージンオリーブオイル」をブレンドしたもので、ブレンドの比率に決まりはありません。

精製したオリーブオイルは、香りや味わいは除かれていますが、油としての成分(オレイン酸などの脂肪酸)は変わりません。

 

本題はここからです・・・

 

販売までのヤバい流れ

市販のオリーブオイルの多くはバルク買いと呼ばれ、大きなタンクで取引されていて、それを「ブレンド」してビン詰めしてラベルが貼られ市場に出回る。

ラベルに書かれた産地はあくまでも「ビン詰めをした場所」であり、オリーブの原産地とは異なることが多々ある。つまり、イタリアの名前のラベルでも中身はトルコ製とか普通にある。

ブレンドの過程で、オリーブ以外の原料からつくった安いオイルが混ぜ込まれている。あるいは、前年かそれ以前の古い劣化したオイルがブレンドされている。

粗悪品とはいえ、別に飲んでもすぐに死ぬわけではないので、FDA(アメリカ食品医薬品局)などもこの件について積極的には動かない。

このような流れが実際です。

なので、安いオイルが混ぜ込まれているということは当然、トランス脂肪酸も含まれますし、酸化もしています。

●トランス脂肪酸は、
動脈硬化や心疾患、アルツハイマー、ウツのリスクを高めます。

●酸化した油は、
活性酸素を増加させ、病気や老化を促進し、動脈硬化、ガン、アレルギー、心疾患のリスクを高めます。

さらに!

収穫したオリーブ果実が、発酵したりカビが生えたりしてしまっているにもかかわらず、そのまま搾って出来たオイル。

この腐敗したオイルが「エキストラバージン」という名の仮面をかぶり、市場に流通しているのです。

高品質なオリーブオイルは、収穫してから遅くとも12時間以内には搾られていますが、それを過ぎ、果実が腐って発酵してしまうのにそれほど長い時間はかかりません。そして、ちょっとでも腐ったりカビが生えたりした果実があれば、あっという間に全体に広がっていきます。

他にも、木が病気に冒されて果実にもその病変があらわれたものや、虫に食われた果実をそのまま搾ったものなど、細かいことを気にすればキリがありません。

・トランス脂肪酸
・酸化
・カビ

人が病気になる条件を完璧に満たしています。

 

要するに、99%の大衆は、このような粗悪品を「エキストラバージン」と信じ込み、喜んで摂取しているわけです。

これでは、ガン細胞を死滅させるどころか増やしてしまいます。

ガンの原因を真剣に考える。

 

なぜ、日本でこんな不正が許されるのか?

簡単なことです。

日本には、「エキストラバージン」表記に関する表示規制すらないので、仮に最高品質ではないものに「エキストラバージン」と表記されていても、ただちに「品質偽装」ということにはならないのです。

ではなぜ、日本には表示規制がないのか?

少なくとも、生産国で規格が守られていないので、日本でこれを法制化しても意味はないということなのでしょう。

にしても、ひど過ぎる状況ではありますが。

 

オリーブオイルはあっという間に酸化します。

 

もし仮に、あなたが本物のエキストラバージンを使っていたとしても注意点があります。

某サイトより引用

通常フライを揚げる温度は約180度と言われていますが、オリーブオイルの発煙点(油を火にかけてから煙が出始める温度)はそれよりも高い210度。そのため、酸化しにくく、揚げ物におすすめです。

と、いうような内容が某サイトにありましたが、これは全くのデタラメです。

基本的に液体タイプの油というのは、ビンのふたを開けて空気と接触した段階で酸化はスタートします。火にかけるとさらに酸化速度は増します。別にオリーブオイルだからとか関係なく、液体系の油はそもそも酸化しやすいのです。

むしろ、揚げ物におすすめなのは固形であるバター、ラード、ココナッツオイルです。(味は置いといて)

・液体タイプ→酸化しやすい
・固形タイプ→酸化しにくい

つまり、オリーブオイルを使う場合は、生野菜に直接かけて食べたりしたほうが適しています。

 

とにかくスピード勝負

オイルの場合はとくにですが、フレッシュなうちにさっさと使い切ったほうが健康には確実に良いです。お得だからといって大瓶を購入して長期間ダラダラ使ってるとかが一番ダメです。

理想は、開けたらその場ですぐに飲み切る!ことです。

理想は。

 

日本で「本物」を手にするのは現実的に不可能

 

最大生産国のスペインで作られるオリーブオイルのうち、「エキストラバージン」規格に該当するものは、たったの2割程度しかないと推定されています。これは、生産量2位のイタリアや3位のギリシャでもほぼ同様だそうで。

にもかかわらず、日本のスーパーやコンビニの棚には数百円の「エキストラバージンオリーブオイル」があふれているという謎の状況・・・

不正し放題です。

そもそも、エキストラバージンオイルは、オリーブオイルの中でも最高グレードであり貴重なことからも、全世界に大量生産なんてできるはずがありません。ましてや安価で販売なんてするはずもありません。

日本にいて本物のエキストラバージンにありつくには、しぼりたて直送の空輸便でも待ち受けるか、イタリアの産地に足を運ばないと手に入りません。ところが産地からして、大量のまがいものがはびこっているという絶望的な状況なわけですが。

 

では、どうしたらいいのか・・・?

 

良質なオリーブオイルの選び方

 

本物のエキストラバージンは諦めてください。そのかわり、「体に良いオイル」ということであれば選択肢はあります。

選び方① 値段で決める

100%安心です!とは言えませんが、一つの選ぶ基準として、

1ml=10円を基準にエキストラバージンを選べば、とりあえずはOKです。

なので、100mlのオイルだと1,000円となります。

 

そもそも、

本物のオイルは高価であり、スーパーで安売りされることは絶対になく、瓶詰めをされた瞬間から品質の劣化が始まり、香りはもっても2ヶ月です。

ところが市販のオリーブオイルをみてみると、賞味期限は来年の末まであり、価格は1000mlで980円。

安い商品は、とりあえず疑ってかかったほうがいいです。

 

選び方② オリーブオイルコンテストの結果をみる

オリーブオイルを選ぶ基準として間違いないのが、『オリーブオイルコンテスト』の結果を参照することです。これらのコンテストに参加してくるぐらいのオイルであれば、まぁ、どれも問題はないはずです。

ロサンゼルス国際オリーブオイルコンテスト

『Los Angeles 国際オリーブオイルコンテスト』は、アメリカで行われる世界最大級のオリーブオイル品評会です。公平かつリベラルな見地から評価される国際的に権威のある品評会です。

OLIVE JAPAN

OLIVE JAPAN』は、日本で唯一の国際的なオリーブオイルの品評会で、世界TOP10の主要コンテストの一つです。

 

良質オイルをピックアップ

 

そこそこ、お手頃で良質なオリーブオイルをいくつかピックアップしておきます。

スペイン産 500ml

オーストラリア産 375ml

スペイン産 250ml

ギリシャ・ラコニア産 250ml

 

高すぎて無理なんですけど。。。

 

という場合は、僕ならもうオリーブオイルはあきらめます。安いやつだったら使わないほうがマシなので。

 

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