病気やウツの本質にせまる。「ポジティブ=健康」は本当か?

そもそも「健康」とは?

世界保健機関による定義
健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない。

つまり僕なりに解釈すると、

心、体、魂、環境

これら4つの要素が基本。

そして、これらはバラバラした全くの別物ではなく、互いが密接に、まさに内臓機能のごとく関係し合っているはず。

これらのバランスがしっかりと保たれている状態を健康と呼べるのだろうと考えます。

つまり、体だけ鍛えても駄目だし、心だけ気にしてても駄目だということです。あくまで4つ「心、体、魂、環境」これらが一体となって初めて健康な状態といえます。

よって健康=全体と定義するのが適切です。

この世のほとんどは、『全体』を見なければ解決できない問題ばかりです。

にも関わらず、症状が現れている表の部分ばかりに注目し、何の解決もできないまま、症状だけが悪化していくという何の意味があるのか分からない処置が平気で行われています。

現代は医者よりも一般人のほうが賢い時代です。

ぜひ、『健康=全体』これだけは忘れずに、人生の質を高めてくれればと思います。

 

なぜ人は病気にかかるのか?

人が病気になるきっかけとしてはまず、ウイルスや細菌による感染症、あるいは偏食による毒素の蓄積などが大きな理由として上げられます。

これらはいずれも「炎症」となって病気へと発展していきます。

そして、この炎症を「外的要因」とするならば、それは同時に「内的要因」も存在することを意味します。

そして、その内的要因というのが、『エネルギー不足』です。

 

エネルギー不足による人体への弊害

エネルギー不足になると体はどうなるのか?

エネルギー不足

ネガティブになる

一定の閾値を超えた時に病気になる

『エネルギー不足』から生じる全身の反応によって、それが脳または腸を通じて感情へと伝わり、「ネガティブ物質」を生み出します。そしてそのネガティブ物質が溜まりに溜まりきった時、「病気」という症状となって体に現れます。

この図にあるように病気というのは、どこかの故障か、何かの溜まり過ぎかのいずれかによって起こります。

エネルギー不足から、ネガティブになっていくと、同時にストレスも増加し、ストレス耐性も落ちますから、病気になる確率が高まります。

すべての始まりは、『エネルギー不足』から起こります。ストレスが諸悪の根源ではありません。

 

「うつ」になる原理も同じ

うつになる経緯も基本的には他の病気と変わりません。

エネルギー不足 ⇒ ネガティブ ⇒ 病気

ネガティブ物質が溜まりに溜まった状態が、いわゆる「うつ病」ですから、ことの発端はエネルギー不足が原因です。

鉄分不足

もう一歩踏み込むと、女性によく見られる「軽いうつ症状」「ダルさ」「貧血」これらは全て、赤血球の減少によるエネルギー不足が原因です。

赤血球の役割は、酸素と二酸化炭素の運搬です。

エネルギー生産屋であるミトコンドリアは、エネルギーを作る際に、酸素を必要としますから、赤血球の減少により酸欠状態になることで、生み出すエネルギー量も減ってしまいます。

赤血球の減少

 

細胞内の酸素の減少

ミトコンドリアの活動不全

エネルギー不足

こう見ると「うつ」というのは、ただの酸欠とも言えます。

赤血球の材料は、水、タンパク質、脂質といった栄養素、それプラス、鉄分、ビタミンB12(葉酸)が赤血球を生成するのに重要な役目を担っています。

特に、鉄分の存在は重要で、赤血球以外にももう一つ、細胞内のミトコンドリア膜に鉄がありエネルギー代謝の電子伝達系を担っています。

鉄分の役割
・赤血球の材料
・エネルギー代謝の材料

つまり、鉄分が足りないと、赤血球の数が減り、エネルギー不足となり、うつ病へと発展していきます。

女性の場合は生理があるため、そもそも赤血球が減少しやすいシステムになっています。

ですから、先ほど言った栄養素と、特に鉄分は不足しないように注意してください。

 

エネルギーとは?

Wikipediaによれば

『エネルギー』とは?
仕事をすることのできる能力の総称であり、物事を成し遂げる気力や活力のこと。

他にも、熱とか光とか電磁気とか言われたりもします。

エネルギーという言葉自体あいまいで、あまりイメージが出来ませんがここでは、

エネルギー=「ATP」でいいと思います。

ATP』とは?
エネルギーの放出・貯蔵をする物質です。つまり「エネルギーの通貨」とご理解ください。詳しい記事はこちら

ATPが作られる流れは下記になります。

 

 

「バカは風邪ひかない」ただし大病になる。

バカは風邪を引いても、その症状を自覚すらできないため風邪を引きたくても引けない

という、ことわざですが、

たしかに、鈍感さ故に風邪に気がつかない人もいるでしょう。

しかし残念なことに、事態はもっと深刻で、バカで鈍感ということは、「体の異常に気づけない」ということを意味しますから、気づいた時には末期でした。という危険性を伴います。

バカで良いことはほとんど無く、どんなバカでも、エネルギー不足になれば、ネガティブになり、そこから必ず病気へと発展していきます

エネルギー不足 → ネガティブ → 病気

この流れは普遍です。

つまり、無理くりポジティブになろうとしても、構造上それは不可能なのです。

「もっと元気だせよ!」と励ましたところで、それは何の解決にもならないということです。

 

健康か否かはエネルギーの生産性で決まります

エネルギーは有限ですから、必要なところへ、必要な時に、必要な分だけ、使用しないといけません。

お金と一緒です。

エネルギーの生産性を高める方法は2つしかありません。

①浪費を減らす
②エネルギー量を増やす

 

①無駄な浪費を減らす

「エネルギーの浪費=不健康」への道ですから、とにかく無駄を削っていかなければなりません。

無駄なコスト

・食事(ジャンクフード、添加物)
・ストレス(孤独、不安、恐怖、怒り)
・人間関係(家族、職場、仲間)

これらほとんどが人体にとっては無駄なコストとなります。

特に、食べ物の消化・吸収という作業は、あまり実感はないでしょうが、実はとても大きなエネルギーを必要とします。

しかも現代人は朝・昼・晩と3食、食事をとりますから、常に胃腸を酷使している状態になります。

さらに、これが一番の問題ですが、いわゆる「体に悪いもの」

・ジャンクフード
・揚げ物
・お菓子、スナック菓子
・ヤマザ〇パン

などなど、汚れた油や、添加物まみれの食品が、山ほどレジに並んでいるわけですが、これらの何が問題か?といえば、「解毒」するために尋常じゃないほどのエネルギー量を消費してしまう点です。

「食品添加物は体に悪影響を及ぼす」なんていう表面的な話しではなく、エネルギー不足に直結する要因になっているのです。

現代人が疲れやすいのも当然で、それは仕事で疲れてるのではなく「解毒で疲れてる」のです。

これはあきらかに無駄なコストです。

人間関係もとことん切ったほうがいい

最近ではLINEグループを使ってみんなで連絡を取り合う時代です。

とても早いし便利でいいのですが、凄くストレスを感じるのです。

返事をしたほうがいいのか?とか、
何て送ろうかな?とか、
返事が遅れて気まずいわ〜とか、

ロクでもないことを、四六時中、考えてしまうわけです。

このエネルギーの浪費は大変な損失だと感じたので、一気にグループを退会しバッサリ縁を切りました

その瞬間、肩こりがスゥ〜っと抜けていきました(笑)

はっきりいって人間関係のほとんどは無駄です。

自分にとって多少の利益にもならないどころか、人生を狂わせる悪質なガン細胞です。

ガンは早めに適切な処置をするに限ります。

 

②エネルギー量を増やす

必要な物をとる

良い物を食べることと、必要な物を食べることは違います。

どんなに値段が高くて良い物を食べてても、エネルギー量が全く増えなければ意味がありません。

つまり、エネルギーが湧いてくる物、それがその人にとっての必要な食べ物といえます。

こちらの図は、食事~エネルギー(ATP)ができ上がるまでの流れです。

エネルギー(ATP)を作るために必要な材料(栄養)はこちらです

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3(ナイアシン)、ビタミンB5(パントテン酸)、その他ビタミンB群、鉄分、マグネシウム

これらの栄養素が不足することで、エネルギーの生成ができなくなるので、エネルギー不足に陥ります。

これを見ると「ビタミンB系」が、よく使われていることが分かります。

そして塩も、不可欠なことを理解したほうがいいです ↓

塩の正体

 

なるべく軽い物を選ぶ

「重たい物」というのは、消化吸収に時間がかかるため、その分エネルギーを消費します。

例えば、ふつうの米よりも、おかゆのほうが軽く消化吸収に負担が掛からないのは誰でも実感できることと思います。

温度でも変わります。
冷たい物よりも、温かい物のほうが消化吸収はスムーズです。つまり温かいほうが「軽い」ということです。

ちなみに、植物性と動物性でいえば、植物性のほうが重たいので、エネルギー生産性は動物性食品のほうが高いということになります。

例えば納豆は、良い物ですけど重たいです。

こういうのは、体の疲れやすさ、疲れにくさを意識して食事をしてみると分かってきます。

環境を変える

心、体、魂、環境

「環境」が、体に及ぼす影響が重大であることは最初に述べました。

ダーウィン(自然科学者)

生き残る種というのは、最も強いものでもなければ、最も知能の高いものでもない。 変わりゆく環境に最も適応できる種が生き残るのである。

つまり必要なのは、適応能力です。

適応能力とは、今の時代に照らし合わせれば「勇気」と「身軽さ」と言えます。

今いる環境が、あなたにとって有害なものならば、腰が重たいのは分かりますが、変えるべきです。

環境を変える勇気と身軽ささえあれば、エネルギーの生産性は格段にアップします

 

症状ばっかり見ていても病気は治せません

現代医療のように、病気の症状ばかりに注目し、ひたすら叩いても、所詮は気休め程度で結局治せません。

本当に大事なのは、根本であり全体だということを彼らは知りません。

だから、僕ら一般人はそこを強く意識していなければいけません。

自分の病気は自分で治すのです。

 


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