縦巻き横巻きの法則を試した結果・・・
いきなり結論だけ言いたいと思います。
僕自身と周りの人たちに、この法則を試した結果、残念ながら効果はほとんど確認できませんでした。
一応言っておくと、僕は整体師でもあり身体に関して素人ではありません。そして、縦巻き横巻きに関しての教材も実際に購入済みです。ただ、セミナーなど実際に先生とお会いしたことはありません。
そんな僕の評価としては、とりあえず今の段階では、「う~ん…」という感じで様子見ですかね。ただ考え方としては面白いし勉強になります。
縦巻き・横巻きとは?
私たちの身体には左右でまったく異なる治癒の性質があります。
・片方には 縦巻き
・片方には 横巻き
と呼ばれる、体を正常に保つための 縦方向と横方向の目のようなものが存在。
これは、人体に生まれる前から刻まれた 『絶対法則』で、この法則が当てはまらない人間は1人もいません。老若男女・人種・ 国籍も問いません。
「目=法則」に逆らうと良くないという現象は 自然界にも存在します。
木をかんなで削る時、削りやすい方・削りにくい方がある。目に逆らうとヒビが入ったりささくれができたり木にダメージが残る。
人間の身体も、
目(法則)に反すると、流れが滞る・歪むなどして不調になる。
目(法則)に従えば、身体はラクになりパフォーマンスも上がる。
つまり・・・
左右対称にすることは身体によくない。
これは多くの人にとっては信じられない感覚かと思いますが実際そうなのです。
縦巻き横巻きのやり方
縦巻き・横巻きの発見
この法則は、鹿児島の内司先生が30年間の臨床と6万人の データから実証された人間の絶対法則です。縦・横の動きの見方の基準がわかるまでに10年は要しました。最近では、 国際カンファレンス2021にも出席し、世界各国の人に縦巻き 横巻きの法則を伝える活動に注力しています。
以下、内司先生によるコメント
ご自身の体を内観して右と左が違う動きをしている事に気が付いた方はおられるでしょうか?
私は高校生の頃、最初に違うと感じ始めました。
筋トレをして、左右の腕の筋肉の付き方がどうやっても同じにならない為でした。野球をやっておりましたが、ボールを投げるとき、腕を振る時にどうしても腕が下がってしまう事でした。しかし左腕は、腕を挙げやすい。腕を縦に振りやすかったのです。しかし、野球を終えてから社会に出てからはそんなことはすっかり忘れておりました。
*私は、右が横巻き・左が縦巻き。
皆さん、手を背中へ回し、両手を掴もうと手を寄せた時、必ず付きやすい方付きにくい方がありますよね。勿論、両方着く方もおりますが、それでも右と左では差があります。ストレッチの際もそう、必ず右方向と左方向では差があります。
サッカーでは、インステップキック、インサイドキックのやりやすい方やり難い方があります。
ボクシングのストレート、フックもそう、やりやすい方やり難い方があります。
野球やゴルフでも右打ち左打をした場合、脇が開く方、脇が締まる方があります。
この様に、数を挙げれば本当に多くの左右の違いに気が付きます。人は必ず、腕や足を縦方向、横方向に動かしやすい方があります。
体のパフォーマンスを上げる
人間は野生動物。
本来自由な生き物です。
しかし現代社会では形にはめられております。
箸やペンの持ち方、車のアクセル、踊りやスポーツの動作などなど数を挙げればたくさんあります。
体の特性では、不向きなスポーツも出て来ると思います。
不向きなフォームもあると思います。
不向きな攻め方もあると思います。
逆に言えば、
得意なスポーツがあるということです。
得意なフォームがあるということです。
得意な攻め方があるということです。
ケガをしない為に
人間の体の特性に合わない動作をすると、体に不調和が起きます。
体のバランスを大きく崩したり、体が硬くなったり、血流や脈まで不揃いになりダメージを受けます。
時間が経てば段々と戻っては来ますが、
知らずに毎日繰り返すと、慢性的に怪我などの不調をお越してしまいます。
身近な事で言いますと、
現代人は右利きの方が多いですが、右手でテーブルなど拭いてお掃除をします。
もし、お掃除する手が縦巻きでテーブルを横にお掃除しますと、たった10秒ほどの時間で体が大きく傾いて来て、体も強張り、体に大きなダメージが来ます。
それを毎日繰り返すとなると、首・肩・腕痛や腰痛など引き起こす事へ繋がります。
腕を使っていたら、動悸や心臓が苦しくなった経験がある方がいると思います。
縦巻きの腕を横に使ってしまった時に多いです。
横巻きの腕を、縦に使っても同じく。
縦巻きは、縦方向の動きが得意です。
横巻きは、横方向の動きが得意です。
スポーツに当てはめますが、
野球・バレー・テニスなど、腕を振り動作する競技では、その現象がよく見受けられます。
選手は自然にやりやすい動作として、縦方向・横方向で動いておりますが、
指導者が選手の特性を知らずに、動作を変えてしまって、その選手へケガをさせてしまっている現状もあります。指導者はどうしても、自分の経験値を押し付ける傾向になりますから。
自分の右腕が縦巻きで、素晴らしい結果を出していたとします。しかし、教えている選手は右腕が横巻き。
自分の縦巻きの特性の結果をいくらその選手へ教えても、その選手は伸びないどころか、怪我までしてしまいます。
その様な事例が数多くあると思います。
内司和彦プロフィール
鹿児島県いちき串木野市で整体のお仕事をしております。内司(ないし)和彦と申します。
体の研究を始めてざっくり25年(平成11年から研究)
きっかけは、メイン技術の技術向上が目的でした。私がやっている技術は、技が65ほどあるんです。その技の選択の基準を少しでも多くする為でした。
ある日、あまり上手に出来なかった技がその時、ビックリするぐらいに効果があったんです。
その時でした。
技が未熟でも、患者さんの体に技の動きが合えば効果が出せると・・・
その日以来、研究を重ねました。
しかし、そう簡単には解るものではありませんでした。
体の縦の動き横の動きがあると解り、体の縦の動き横の動きの見方の基準が解るまでに、10年は要しました。それが加速的に体の動きが解って来たのが、操体法という技法を学んでからでした。
縦・横・側屈・真横の動きが加速的に明確に繋がって行きました。
縦巻き横巻きの世界認知のため
この縦巻き横巻き理論は、全人類全ての方のものです。
この理論を元に、医学の発展、運動学の発展、その他の分野の発展へ・・・
決して独占するような事が無いように。
人類の発展の為に、多くの方が研究をし、後世へ大事に伝えてください。
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