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そもそも仏教と葬式は関係ない。
仏教と葬式は、全く関係がありません。
日本に仏教が入って来た時には、既に葬式と結びついていたので、「仏教と言えば葬式」と、鵜呑みにしている人が多いだけです。
実際には何の関係もありません。
さらに、六道輪廻の思想も仏教ではありません。
「六道輪廻」とは?
この世に生きるすべてのものは、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)の世界に生と死を何度も繰り返して、さまよい続けるということ
あれは、釈尊が生きていた頃の、インドの社会通念です。輪廻も、仏教と一緒に伝えられてきたので、「仏教の教えの一部である」と誤解している人が、ほとんどです。「仏教における「魂」と「神」」
家庭に置いてある仏壇は江戸時代に広まったもので、「うちは、キリシタンではありませんよ」という意味を持ちました。
「戒名」という詐欺商品
「戒名」とは?
仏門に入った者に授ける名。法号。法名。
今では葬式の時に、死者に戒名を与えるのが当り前になっていますが、あれは本来、「これから仏道に志して、何時の日にか、悟りを開きます」という志を起こした「生きた人」に与えられるものでした。
にもかかわらず、
何の修行をすることも出来ない死んだ人間に戒名を与え、しかもそれに対して遺族に代価を求めるなど、もはや坊さんではありません。悪質な詐欺行為を働いている詐欺師です。
しかも驚くべきことに戒名の費用は、坊さんのランクと字数で決まり20〜100万以上。平均で50万です。
おまけに坊さんを紹介すればアフィリエイト報酬まで発生する始末。
もうメチャクチャです。
戒名は自分で作りましょう。
そんなに戒名が欲しければ、自分でつければいいのです。
そもそも「戒名は僧侶が付けなくてはいけない」という法律などないのですから。
『戒名メーカー』というアプリがありますが、これは戒名を自動生成してくれるだけでなく、戒名授与証書も発行・印刷でき、位牌としても利用可能の優れものです。しかも、このアプリを使って仕事してる坊さんもいます(笑)
戒名が必要な方は、このアプリで生前に作っておきましょう。
「檀家制度」という謎の縛り
「檀家(だんか)制度」とは?
檀家制度とは特定の寺に所属し、葬祭供養一式を任せる代わりにお布施としてその寺の経済支援を行うこと。檀家は個人単位で入るのではなく、家単位で入る事になるのが特徴。
檀家制度は、江戸時代の寺請制度が元となっており、日本からキリスト教徒を排除する為に作られたものです。ですから、現在の仏教各宗派は、徳川幕府の宗教政策を受け継いでいるわけです。
結局のところ彼らは、看板には仏教を掲げながらも、取り扱っているのは悟りではなく、葬式という名のパッケージ商品なのです。
「え、そんなのいらなくね?」
そう思った人は、間違いなく正常です。
葬儀の相場
日本の葬儀費用の平均は、195万円です。これに対しイギリスは12万円、ドイツは20万円、韓国は37万円、アメリカは44万円です。
これだけ見ても日本の異常さが際立っています。
理解できないほどの強欲
戒名費、葬儀費、お布施、墓場の確保など、一般人が知識がないのをいいことに、ここぞとばかりに吸い上げる。
その上、墓を引き払うという事さえ金を要求。その上、税金は払わない。
金のためにやってるのが見え見えです。
これは実際にあったトラブルです。
「寺はよみがえるか」より引用
「墓を移転させたいなら、離檀料1千万円よこせ」。檀家の母娘に乱暴に言い放ったのは新潟県の住職だった。
80代の母と50代の娘。二人は東京都に移り住んで30年以上たつ。母は夫が亡くなった際に菩提寺の境内墓地に遺骨を埋葬したが、これからの維持を考え2016年に墓を都内に移す決心をした。
しかし、住職は高額な「離檀料」を請求。二人は同じ寺の檀家の本家にも相談したが、住職は「1千万円の離檀料」を求めるだけで、話し合いには応じない。地元の役場にも足を運んだが、当事者間での解決を勧められるだけだった。
困った二人はNPO「終活サポートセンター」(東京都中央区)に相談。水上由輝德理事(33)が仲介し、役場から改葬許可証が発行された。だがそれ以後も、住職は電話にも出なければ、寺を訪れても姿を現すことはない。改葬作業をしたくても手が付けられない状態だ。
もはや、ため息すら出ません・・・
金の亡者は地獄に落ちるのではないですか?
僧侶の犯罪・不祥事
僧侶の犯罪・不祥事の数々
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/kyoto/1447667384/
「どの世界にも、良い人がいれば悪い人もいるだろ」
そう言われそうですが、いやいや、最も悪人がいてはいけない業界なんですがね・・・
日本人は完全に洗脳されている
葬式はしなくてもいい。
そもそも、葬式を営むことは法律で決められているわけはありません。
唯一決まっていることは、死後24時間は火葬してはならないという、その一点だけ。
だから当然、「葬式をしない」という選択だってあるわけです。
じゃあ、他にどういった方法があるんだ?と、お悩みの方は、こちらを参考にしてください。
「戒名」制度があるのも日本だけ
「出家した僧侶が、戒名を授かる」
これは他の仏教国にもあります。
ですが、一般の信者が「死後、戒名を授かる」のは日本だけです。
つまり、間違った常識になんとなく流され、何の価値もない商品を超高額で買わされてしまっているわけです。
ですが、このような事実を多くの人が知れば、必ずこの状況は変わってくるはずてす。
宗教法人にも課税すべし
宗教法人に課税した場合どうなるか?
まず潰れるのが小さな神社 ↓ それから小さなお寺 ↓ 最後に残るのが巨大な新興宗教団体 |
宗教法人に課税することで既存の宗教は壊滅し、日本人の宗教は新興宗教のみになります。
しかし、それも結構なこと。
「消える」ということは、「いらない」ということだから、特に不自然なことは何もない。当たり前のことです。
それができないなら、葬式くらい無料でやるべきです。そのために税金納めなくていいようになっているんだから。
お前は、葬式という日本の伝統文化を無視するのか?
それを言う人間はおそらく葬式利権に絡んでる人だと思いますが、何度も言うように、その文化を守りたい、必要だ。という気持ちが本気であるのなら、無料で提供すべきです。
だって、ビジネスではないから。
要は、
簡単に(人々が無知だから)お金が手に入る。
しかも無税だし。
結局、「無知だし騙せるだろ」というのが彼らの本心なのです。どんなに綺麗事を並べたところで。
いい墓を買ったり、いい葬儀プランを組んだりしたところで、本当に喜んでいるのは、死者より業者です。残った家族はいいカモです。
ですが、この流れも、いよいよ終わりを迎えます。
価値観の変化
大きな葬式(一般葬)は壊滅状態
一般墓も壊滅状態
このように、不要なものは自然と消えていくわけです。
知っておきたい。いろんな葬儀
❶ 一般葬
一般葬とは、故人と生前に付き合いのあった人との縁を大切にした葬儀の形式です。参列者は会社関係や近所の人、学校やサークルの人など様々です。一般的に葬儀といえば一般葬のことを指します。
葬儀費用の平均価格
187万円
❷ 家族葬・密葬
親族や親しい友人・知人だけで行う葬儀の形式です。参列者の範囲や人数については明確な定義がなく、葬儀社ごとに設定している予算範囲の中で遺族が自由に決められます。
遺族が故人と最期のお別れの時間をゆっくりと過ごし、あたたかい雰囲気の中で見送ることができるのが特徴です。
葬儀費用の平均価格
110万円
❸ 火葬式
火葬式は、火葬場の火葬炉の前などに遺族が集まり、10分程度の短いお別れをした後、すぐに火葬する葬儀の形式です。このとき僧侶に頼んでいれば、火葬炉で読経もしてもらえます。
通夜、告別式を行わず、自宅または専用の安置施設から直接、火葬場に向かう火葬式は、料理や返礼品の費用、葬儀会場の使用料がかからないため、最も費用を抑えられる葬儀です。
葬儀費用の平均価格
33万円
❹ 無宗教葬・自由葬
特定の宗教・宗派のしきたりによらない葬儀の形式です。
読経や焼香など決められた宗教儀礼がない無宗教葬は、葬儀場の許す範囲内であれば、葬儀を自由に企画・進行できます。
思い出の映像を流す、故人が好きだった曲を生演奏をする、献花する、お別れの手紙を読むといった演出も全て自由です。よく芸能人がやってるようなものです。
ただし、菩提寺があるのに無宗教葬を行うと、菩提寺にあるお墓への納骨を断られるなどトラブルになることがあります。
葬儀費用の平均価格
ピンキリ
❺ 土葬
条例による制限をしていない自治体であれば、基本的に土葬ができるので、土葬が可能な墓地を探すことになります。
まずは、条例で土葬を禁止していない自治
体を探す必要があります。そのうえで、土葬許可書を出すことができるかを行政に確認し、土葬を受け入れてくれる墓地を探していきます。
❻ 海洋葬
通常、火葬をしてお墓に納める形がとられますが、遺体を火葬した後、その遺骨を海に散骨するのが海洋葬です。死後、自然に遺骨を還して欲しいという思いの人にとっては、最適の方法です。
流れ
①遺骨の粉末化(2ミリ以下に)
②献花やお酒を用意
③火葬証明書のコピーを用意
葬儀費用の平均価格
委託散骨(家族が立ち合わず、代行による散骨)
3万〜5万
合同散骨(他の家族との乗り合わせによる散骨)
10万
個人散骨(プライベート散骨)
15万〜35万
遺骨の粉末化
3万
まとめ
葬儀屋や寺にぼったくられないようにするための基礎作りにちょうどいい本だと思います。
「世間体や見栄で、葬式はしたくない」という人にオススメです。
本来あるべき姿へ
仏教各宗の僧侶たちは、自宗の宗祖の教えが「どういうものか?」「どのようにして出来たものか?」「現代に於てどういう意味と価値のあるものなのか?」が、全く分かっていません。分かっていないからこそ、平気な顔をして僧侶をやっていられるのです。
彼らの宗祖の教えが本当に社会的に意味のあるものならば、純粋に、その教えだけで喰ってもらい、葬式法事なんかに頼らないでほしいと思います。
結局のところ、みんなが世間体さえ気にしなければ、檀家システムは崩壊するのですが。
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